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Snow Manが9,000超のブランドで最高値を記録! 「2024年 推しエンタメブランド価値ランキング」をGEM Partnersが発表
2024.12.10 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
GEM Partnersは、“推し活”対象の経済価値を示した指標“推しエンタメブランド価値”をもとにした「2024年 推しエンタメブランド価値ランキング」を発表しました。
本ランキングは“推し”という客観的に捉えることが難しいものを、誰が見ても分かりやすい「数値」に置き換え、ランキング化することで、エンタメブランドのトレンドやヒット状況を広く周知することを目的としています。
GEM Partnersでは、データ分析サービス「推しエンタメブランドスコープ」において、エンタメブランドの価値をメディア横断でとらえ、<推しファン人数><支出金額><接触日数>を集計しているほか、これらの値から総合指標<推しエンタメブランド価値(単位:GEM)>を算出しています(※1)。
「2024年 推しエンタメブランド価値ランキング」では、2024年1月から24年11月にかけて累計33万人に対して行った調査で得られた9,000を超えるエンタメブランドのデータを集計。「総合」「ボーイズグループ部門」「ガールズグループ部門」「アニメ部門」「ドラマ部門」の6部門において、「推しエンタメブランド価値」の期間中最大月で順位付けを行いました。また、各部門において、前年と24年の期間中最大月の値の差が最も大きいエンタメブランドも「急上昇ランキング」として発表しています。
※1:毎月3万人、全国に住む15~69歳の男女に対して、「いま、推しているエンタメブランド」に関する大規模調査を実施。
【総合】『Snow Man』が2年連続で年間首位獲得、前年から急上昇TOPは『ハイキュー!!』
2024年、9,000を超える推しエンタメブランドのなかで、最も「推しエンタメブランド価値」が高かったのは、8,045GEMを記録したボーイズグループの『Snow Man』です。同グループは前年も1位に入っており、2年連続の首位獲得となりました。最大値を記録した10月は、月末に4thアルバム「RAYS」の発売が、翌月には初の5大ドームツアーが控えるなど、推し活を喚起する話題が集中。支出金額が前月の31億円/月から21億円増加し、推しエンタメブランド価値を引き上げました。
総合2位は7,380GEMの『ONE PIECE』となりました。最大月となった7月には、4日にコミックの109巻が発売されたほか、発売を記念したMr.Children楽曲「HERO」とのコラボムービーも発表。さらに22日に連載27周年を迎えるなど盛り上がりをみせ、接触日数は前月1,014万日/月から1,445万日/月に上昇し、推しエンタメブランド価値を高めました。
前年から大きく躍進したエンタメブランドは、前年18位から今年5位に上昇した『機動戦士ガンダム』です。最大月を記録したのは2月ですが、前月末に映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が劇場公開され、現在までの累積興行収入が50億円を突破するなど、大ヒットを記録。推しファン人数が前月42万人/月から74万人/月に、支出金額が前月16億円/月から47億円/月、接触日数が前月410万日/月から800万日/月とすべての指標で大きく伸長し、推しエンタメブランド価値の上昇につなげました。
2024年総合部門の急上昇ランキングは上記となりました。1位の『ハイキュー!!』は、劇場映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2月16日公開)、2位の『機動戦士ガンダム』は劇場映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(9月20日公開)、3位の『Mrs. GREEN APPLE』は今年配信限定シングルを現時点までに7作発表したほかライブツアーの劇場公開も実施、4位の『Number_i』は元旦にデジタルシングル「GOAT」で世界同時配信デビュー、5位の『投資・ビジネス・お金系』では、新NISA制度が今年始まるなど、各分野でヒットを飛ばしたエンタメブランドが上位に入りました。
2024年は、総合TOP10で半数以上を占めるなど、アニメに関連したエンタメブランドの強さが際立ちました。アニメ部門TOP5の推しエンタメブランド価値は5,000GEM以上、急上昇TOP5でも1,000GEM以上を記録しており、他部門と大きく差をつけました。推しファンのアニメに対する熱量の高さがうかがえます。
その一方で、2年連続で総合1位を獲得した『Snow Man』の推しエンタメブランド価値には目を見張るものがありました。唯一の8,000GEM超えを記録し、年間平均でも約6,000GEMという安定した価値を誇り、ボーイズグループ部門でも頭一つ飛び抜けています。デビュー5周年を迎える来年には初のベストアルバムの発売も控えており、さらに値を伸ばすかに注目です。
エンタテイメントの価値を最大化する情報メディア「GEM Standard」では「ボーイズグループ部門」「ガールズグループ部門」「アニメ部門」「ドラマ部門」のTOP5、および急上昇TOP5を公開しています。
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