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“ぬい撮り”初心者講座応用編! ポーズや小物にこだわってシチュエーションを彩ろう!!
2017.12.02 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
ぬいぐるみを主人公にした写真を撮って楽しむ“ぬい撮り”は、今注目のぬいぐるみの楽しみ方!
そんな“ぬい撮り”は、いまTwitterやInstagramといったSNSで大流行中。「やってみた!」けれど「うまく撮れない」と、楽しむコツに頭を悩ませている人もいるのでは?
PASH!PLUSでは“ぬい撮り”歴10年以上という“ぬい撮り”コラムニスト・ゆりりーぬさんにコツをお伺いし、“ぬい撮り”の魅力に迫る特集を2回にわたって掲載。第2弾“応用編”では、ポーズや小道具などを工夫した、少し踏み込んだテクニカルな撮影をご紹介します。
なお今回撮影に使用したのは、アニメイトが展開中の『くまめいと』シリーズ。いろいろな服を着せて一緒におでかけしたり、たくさん並べて飾ったりと、さまざまな楽しみ方ができる『くまめいと』は、ぬい撮りの表現の引き出しを増やすのにぴったり! クリスマスの雰囲気あふれる街で、おでかけを楽しむ4体の写真も楽しんで♪
コラムリスト・ゆりりーぬが贈る“ぬい撮り”講義 応用編!
テキスト:ゆりりーぬ
PASH!PLUS読者のみなさんこんにちは! 前回に引き続き、ぬい撮りの記事をお届けします、ゆりりーぬです。どうぞよろしくお願いします。
さて、ぬいぐるみを主人公にした写真を撮って楽しむ“ぬい撮り”。入門編と題してお届けした前回の記事では、誰でも簡単に実践できる撮影のコツを2つご紹介しました。
今回は応用編として、アニメイトで販売中の『くまめいと』シリーズを使ってぬい撮りします。その時のキャラクター衣装に合わせて自由に性格が表現でき、手足を動かしてポーズもとれる『くまめいと』達は、“ぬい撮り”の表現の引き出しを増やすのにぴったり。
少し踏み込んだテクニックもご紹介しながら、より奥深い“ぬい撮り”の世界へみなさんをお連れしましょう!
■ポーズへのこだわりで、性格や気持ちを表現しよう!
前回、素敵な“ぬい撮り”写真を撮るには、ぬいぐるみさんの性格を考えて、ストーリーを込めることが大切だとお話ししました。手足が動くぬいぐるみさんを撮影する時には、ポーズにこだわると、気持ちや個性が表現しやすくなります。“ぬい撮り”ではイラストのように表情に応じて目や口の形を変えられないため、手足の微妙な位置や姿勢の細かな違いが、全体の印象に大きく関わるというわけです。
ここで、3枚の写真を使って、ポーズによっていかに印象が変わるのか見比べてみましょう。1枚目はこちら。
クリスマスプレゼントの箱の近くに『くまめいと』を座らせ、普通に正面から撮ってみました。ここからポーズだけを変え、『くまめいと』の性格や気持ちを引き出すと、どうなるでしょうか?
まずは、『くまめいと』の身体を少しだけプレゼントに向け、手にはリボンを持たせてみました。簡単なポージングですが、単なる“プレゼントと『くまめいと』”の写真から、“プレゼントに興味があり、リボンを解こうとしている『くまめいと』”の写真にパワーアップしましたね。
では、さらに工夫した3枚目はどうでしょう!
「中に何が入ってるの? 開けたいよ! はやくはやく!!」と、プレゼントに興味津々な様子が伝わってきませんか?
リボンを手に持ったしぐさはそのままでも、『くまめいと』の視線をリボンの結び目に向け、背を反らす工夫を加えることで、リボンを必死に解こうとしている様子が表現できました。
色々なポーズで撮ってみましたが、どの写真が“いい写真”かは、使用するぬいぐるみさんの個性によって変わってきます。例えば今回の『くまめいと』がおっとりしたタイプなら2枚目のポーズがしっくり来ますし、元気で活発な性格なら3枚目のほうがいいでしょう。
あなたのおうちのぬいぐるみさんがどんな性格でどんなポーズが合うか、ぜひ考えてみてください!
ちなみに、「手足の位置だけで個性を出すなんて、難しい!」と行き詰まった時は、LINEスタンプや人形劇番組などを見てみるのがオススメです。細かなポーズの違いでキャラクターの気持ちをダイナミックに表現しており、“ぬい撮り”の参考になりますよ!
■ぬいぐるみサイズの小道具を使ってみよう!
前回は魅力的な“ぬい撮り”写真を撮るコツとして、小道具の活用が効果的というお話もしました。
入門編では湯呑みやサングラスなど、日常生活のアイテムを使って“ぬい撮り”しましたが、もっとこだわりたい人は、“ぬいぐるみサイズ”の小道具を使ってみるのがおすすめです。
洋裁やDIYが上手な人たちが手作りの小物でぬい撮りを楽しんでいる中、ハンドメイドが苦手な私は、主に2つの方法でミニチュアの小道具を調達しています。
ひとつは、おもちゃメーカーが出している、ぬいぐるみ専用のグッズを使うことです。
例えば、この写真で使っているソファやクッションは、おままごと用に販売されたアイテムです。ぬいぐるみメーカーによっては、純正のお洋服や家具を売っていることもあり、ぬいぐるみさんにぴったり合ったグッズを手間なく探せるよさがあります。
さらに、おもちゃメーカーのアイテムは素材にこだわっていたり、作りがしっかりしているので、写真に収めた時にも高級でお上品な雰囲気になります。ただし、アイテム1つの値段が1,000円以上することも多く、あれもこれもと揃えると高額になってしまう心配も…。
そこで役立つのが、100円ショップやカプセルトイの小物を駆使する調達方法です。
この写真の中のサンタ帽やプレゼント、椅子はどれも100円ショップで調達したもの。手ごろな価格ながら、メルヘンなクリスマスの雰囲気を盛り上げるのに大活躍してくれていますよね。100円ショップのDIYコーナーやガーデニングコーナー、ペット用品のコーナーは“ぬい撮り”に使えるミニチュア小物の宝庫なので、ぜひ覗いてみてください。
また、最近はカプセルトイのアイテムも侮れません。100円~500円くらいで、細かく作りこまれたカメラや電気スタンド、座布団などのミニチュアグッズが手に入ります。カプセルトイは小さめのグッズが豊富なので、身長15センチくらいまでの小柄なぬいぐるみさんを撮りたい人には特におすすめです。
今回使用している『くまめいと』は、アニメやゲームのキャラクターの衣装が販売されています。『おそ松さん』や『あんさんぶるスターズ!』、『A3!』などなど、さまざまな作品が展開中。こちらはムービックの特設ページで商品一覧が見られるので、ぜひチェックしてみてください♪
このように、自分でお洋服や家具が作れなくても、予算に応じて小物を取り入れる方法はたくさんあります。ぬいぐるみサイズのアイテムを上手に使って、季節感やテーマ性を写真の中に組み込んでみてください!
最後に
以上、入門編と応用編の2回に渡ってぬい撮りのコツをお届けしました。
撮った写真は思い出としてアルバムにまとめるだけでなく、SNSに投稿してファン同士で交流したり、ぬいぐるみメーカーが主催するフォトコンテストに応募する楽しみ方もあります。
ここでご紹介した撮影テクニックを参考に、ぜひあなたと、あなたのぬいぐるみさんならではの個性が光る写真を撮ってみてくださいね!
■“ぬい撮り”コラムニスト:ゆりりーぬ
公式ブログ:ふろーらろぐ
公式Twitter:@flora_botanical
小学生の頃、クリスマスプレゼントにデジカメをもらったことをきっかけに、ぬい撮り(ぬいぐるみ撮影)を始めた、ぬい撮り歴は10年以上の“ぬい撮り”コラムニスト。日本テレビの『news.every』、『スッキリ!!』の“ぬい撮り”特集番組に出演するなど、積極的に活動をしている。
カエルの“ふろーら”と一緒に“ぬい撮り”の輪を広めるべく活動中♪
『くまめいと』シリーズ商品情報
『くまめいと』は、全長約14cmのかわいいぬいぐるみマスコットです。仲間に『うさめいと』、『ねこめいと』がいて、カラーも種類も豊富! いろいろな服を着せて一緒におでかけしたり、たくさん並べて飾ったりと、楽しみ方は無限大です♪
ちなみに撮影に使用したのは、『くまめいと ぬいぐるみマスコット わたあめ』、『くまめいと ぬいぐるみマスコット 胡桃』、『うさめいと ぬいぐるみマスコット アッシュラビット』、『ねこめいと ぬいぐるみマスコット イチゴ』です!
公式サイト:http://www.kumamate.com/
公式Twitter:@kumamate
【基本ラインナップ】
・くまめいと
・うさめいと
・ねこめいと
・おでかけポーチ
・ミニチュア衣装
■ミニチュア衣装:『おそ松さん』
『おそ松さん』第2期のラグランが『くまめいと』の衣装に!
発売日:11月ごろより発売中
価格:1,000円+税
製品素材:ポリエステル、ナイロン
セット内容:パーカー、ズボン(※本体は別売り)
・『くまめいと おそ松さん おそ松(ラグランver.)』
・『くまめいと おそ松さん カラ松(ラグランver.)』
・『くまめいと おそ松さん チョロ松(ラグランver.)』
・『くまめいと おそ松さん 一松(ラグランver.)』
・『くまめいと おそ松さん 十四松(ラグランver.)』
・『くまめいと おそ松さん トド松(ラグランver.)』
■ミニチュア衣装:『あんさんぶるスターズ!』
『くまめいと』にMaMの衣装が登場!
製品名:『あんさんぶるスターズ!(原作版)/MaM 三毛縞斑 ステージ衣装』
発売日:2018年1月25日(木)ごろ予定
価格:1,500円+税
製品素材:ポリエステル、ナイロン
セット内容:ジャケット/シャツ/パンツ/ベスト/帽子(※本体は別売り)
©movic
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
©2014 Happy Elements K.K
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