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ミュージカル『刀剣乱舞』~阿津賀志山異聞~&秋の新作発表会レポート!
2016.04.05 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
雅な会場に11名の刀剣男士が集結! 新情報が一挙に公開された発表会!
2016年3月30日(水)東京都の目黒雅叙園にて、5月27日(金)より上演される「ミュージカル『刀剣乱舞』~阿津賀志山異聞~」の製作発表と、秋に上演される新作に登場する刀剣男士の初お披露目が行われたので、その模様をお届けしよう!
今回は『阿津賀志山異聞』より、三日月宗近役の黒羽麻璃央さん、小狐丸役の北園 涼さん、石切丸役の崎山つばささん、岩融役の佐伯大地さん、今剣役の大平峻也さん、加州清光役の佐藤流司さんの6名が登壇。また新作公演からは、大和守安定役の鳥越裕貴さん、和泉守兼定役の有澤樟太郎さん、堀川国広役の小越勇輝さん、蜂須賀虎徹役の高橋健介さん、長曽祢虎徹役の伊万里 有さんの5名に加え、演出の茅野イサムさん、原作プロデューサーの小坂崇氣さんが登壇した。なおキャストは、衣装を身に着けての登場となった。
■『刀ミュ』について
小坂さんから「原作ゲームを、すべてやっていただいている」と紹介された茅野さんは、『刀ミュ』について、「演劇でできることはなんでもやってやろうと、演劇の可能性に挑戦しようと思っています」と宣言。また『阿津賀志山異聞』の内容について、第1部では「ミュージカルシーンを増やしています」、第2部では「いくつか新曲を用意しています」と明かした。新作公演の第1部については、「内容は、刀剣男士のラインナップを見ると予想はつくかと思います。このなかで異色の存在となっている彼が、どのように絡んでいくのか楽しみにしていてください」と高橋さんを見ながらコメントし、第2部については「『阿津賀志山異聞』とは違う世界観でなにかを披露できればと思います」と明かした。
■『阿津賀志山異聞』キャストによる、自らの役どころについて
『阿津賀志山異聞』に出演するキャスト6名は、自らの役どころについて語ってくれた。黒羽さんは、「三日月宗近は天下五剣のなかで最も美しいといわれる刀なので、見た目はもちろん所作や衣装の見せ方も気をつけたいです。それから、自分のことを『おじいちゃん』と呼ぶ抜けた感じも出せたらと思います」と語った。北園さんは「平安時代に打たれた刀なので、仕草を優雅にすることや姿勢をよくすることに気をつけています。それから、狐が相槌を打ったということで、野性味も出したいです」と衣装を見せながら語り、崎山さんは「戦より神事が得意なキャラクターですが、彼も戦います。そのときの大太刀を使った殺陣が見どころです」と腰の大太刀を見せながらアピールした。佐伯さんは「体が大きくて豪快な性格、なおかつ品があるという役です。そんな彼が新人として戦いに参加するということで、彼の葛藤や悲しみを表現できればと思います」と語り、大平さんは「源義経公の守り刀で、天真爛漫な子です。このなかでは僕だけが短刀なので、誰よりも動き回ってやります!」と意気込みを見せた。佐藤さんは「大胆だったり、ぶっきらぼうなところもあったりと、魅力がいっぱい詰まったキャラクターです。僕がどう演じていくのか、そして時代背景の違う三条派という刀たちのなかに、ひとりだけ入れられた加州清光が苦悩する様子を、微笑ましく見ていただければと思います」とアピールした。
また、衣装で気に入っているところについて、黒羽さんは「袖にある三日月宗近の紋」、北園さんは「長い髪」、崎山さんは「烏帽子と大太刀」と回答。佐伯さんは「フード」と答え、日常でもよくフードを被るようになったことを明かし、大平さんは「髪のわっかになっているところと袖」と答えた。佐藤さんは「ストールと結っている髪」を挙げ、さらに、ストールは腕に巻き付いて刀を持っていくという珍事を起こしたことがあると語った。
そのほか佐藤さんは、新作公演で新選組との共演することについて「新選組といる加州清光は、三条派といるときよりウキウキすると思うので、僕としては役作りそのものを変えなきゃいけないと考えています。でも、キャストのみなさんとはついこの前会ったばかりなので、今は三条派のみんなのほうが仲がいいっていう矛盾が生まれています(笑)。新選組のみんなとは、一緒にごはんとか食べにいったりして、いい関係を築きたいです」と語り、また、「メンバーが変わってもずっと隊長でいられたらと思います」と加州清光のようなこだわりがうかがえるコメントも残した。
>>次のページでは、秋の新作公演に出演するキャストのコメントをご紹介!
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