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『Collar×Malice』や『CharadeManiacs』など4タイトルが参加! “オトメイトパーティー2019”2日昼公演レポ
2019.06.07 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
“オトメイトパーティー2019”が、2019年6月1日(土)、2日(日)に東京・国際フォーラム ホールAにて開催された。
本イベントでは、オトメイト作品に出演する声優陣による朗読劇やトークが行われたほか、新作発表も行われるなど今年も多くの話題を集めた。本記事では、2日(日)昼公演の模様をお届けする。
【参加タイトル・キャスト】
■『黒蝶のサイケデリカ』
鴉翅役:柿原徹也さん
鉤翅役:鳥海浩輔さん
紋白役:松岡禎丞さん
■『Collar×Malice』
柳 愛時役:森田成一さん
岡崎 契役:梶 裕貴さん
白石景之役:木村良平さん
冴木弓弦役:小野友樹さん
御國れい役:鳥海浩輔さん
■『ゆのはなSpRING! ~Cherishing Time~』
片桐金太郎役:KENNさん
泉 高平役:木村良平さん
葛城直昌役:杉山紀彰さん
香賀梅ノ介役:津田健次郎さん
二葉爽一郎役:西山宏太朗さん
■『CharadeManiacs』
萬城トモセ役:鈴村健一さん
獲端ケイト役:前野智昭さん
凝部ソウタ役:松岡禎丞さん
【出演アーティスト】
亜咲花さん
結良まりさん
今年の“オトメイトパーティー2019”は“伝統的なイギリス風のテーラー”がテーマ!
“オトメイトパーティー2019”も 2日目に突入。この日の昼公演では、『ゆのはなSpRING! ~Cherishing Time~』と『CharadeManiacs』が初参加となった。
2019年の“オトメイトパーティー”のテーマは、“伝統的なイギリス風テーラー”。ステージ上には綺麗に仕立てられたスーツや仕立て用のミシン台が並んでおり、どこかクラシカル&高級感が漂っていた。
オープニングでは、この日の出演キャスト16名が勢ぞろい。オトメイト作品を彩る豪華声優陣が一堂に会する姿は圧巻だ。そして、今年の司会も鳥海さん、森久保さん、鈴村さんが担当。2017年から今年で3度目となる3人司会だが、ベテランならではのトークは、今年も“オトパ”を盛り上げていた。なかでも、オープニングの挨拶で司会の鈴村さんは、「イベントも上手く“仕立てて”いきたい」と、本公演のテーマの“テーラー”の仕事にかけた挨拶で意気込みを語り会場に笑いを誘った。
イベントは、“オトメイトパーティー”初参加となる『CharadeManiacs』と『ゆのはなSpRING! ~Cherishing Time~』の朗読劇から幕を開ける。
『CharadeManiacs』
『CharadeManiacs』の朗読劇は、なぜか怒り心頭の萬城トモセ(CV.鈴村健一さん)と獲端ケイト(CV.前野智昭さん)、そして地べたに正座させられている凝部ソウタ(CV.松岡禎丞さん)の姿からスタート。
というのも、ソウタが用意した“ウェディングブーケ”に廃寺タクミ(CV.岡本信彦)が興味を持ったにも関わらず、ソウタはタクミを放置。代わりにトモセとケイトが実演を交えて「結婚式とは?」「なぜ伴侶がいるのか」を解説することになり、そのお説教が行われていた。
そして、飄々と2人の怒りを交わしたソウタが、“それぞれの結婚観”を知りたいと質問したことをきっかけに3人が思い描くプロポーズを披露することに。
トモセは甘いスイーツと一緒に、ソウタは星がよく見える公園でプロポーズしたいと理想を語り、ケイトは真っ直ぐに思いの丈を語る……というそれぞれの結婚観&プロポーズの光景が甘く描かれた朗読劇だった。
『ゆのはなSpRING! ~Cherishing Time~』
続く『ゆのはなSpRING! ~Cherishing Time~』の朗読劇では、東京の温泉旅館フェアに呼ばれた片桐金太郎(CV.KENNさん)、泉 高平(CV.木村良平さん)、葛城直昌(CV.杉山紀彰さん)、香賀梅ノ介(CV.津田健次郎さん)、二葉爽一郎(CV.西山宏太朗さん)の姿が描かれた。
初の旅館フェアに興奮する金太郎&直昌は、他の有名旅館に負けない“企画”を考えてきたという。それを聞いた高平と梅ノ介は、企画の良し悪しを(会場の)若女将に判断してもらうことを提案する。
金太郎が考えてきた企画は“若女将が作った縁結びグッズの販売”。旅行の思い出になるだけでなく、「お揃いで持てる」というアピールポイントを照れながら呟いた金太郎の姿に、会場からは賛成の拍手が鳴り響いた。
一方、直昌の企画は“手描きイラスト&写真で思い出作りに貢献”とシンプルなものかと思いきや……本命は“札束風呂でSNS映えを狙う”という超リッチな企画。これには会場の若女将も困惑したのか拍手が疎らとなり、そんな素直な反応にキャスト陣が笑いをこらえきれなくなる一コマもあった。
朗読劇後には結良まりさんによるOPテーマ『HEY!!』も披露された。
声優陣が華麗なウォーキング&ポーズを披露! 浪川大輔さんのVTRも届いたバラエティーコーナー
“オトメイトパーティー”といえば“バラエティーコーナー”も毎年の見どころの1つだ。今年のバラエティーコーナーでは、“ポーズを決めて♡モデルウォーキング”と題したジェスチャーゲーム対決が実施された。
この対決では、森久保さんチーム(津田さん、森田さん、鳥海さん、杉山さん、KENNさん、前野さん)、鈴村さんチーム(木村さん、小野さん、柿原さん、梶さん、松岡さん、西山さん)の2チームに分かれ、お題に沿ったポーズを披露し、正解したチームにポイントが入るというルールでゲームに挑戦!
先行の森久保さんチームは、KENNさん、小野さん、杉山さんがお題のポーズを再現、津田さんが回答することに。1番手ということで苦悩するかと思いきや、完璧なポーズを再現(なぜかKENNさんだけ薔薇を咥えて)し、見事にポイントをゲット!
続く鈴村さんチームは、西山さん、小野さん、柿原さんがポーズを披露、松岡さんが回答することに。お題に合わせてポーズを再現する3人。その口元にはバラ、首元にはマフラーが巻かれており、松岡さんはこの光景に困惑。しかし、3人のポーズから関連性を見出し見事に正解を勝ち取った。
森久保さんチーム2巡目のお題は、浪川大輔さんがVTRで出題。VTR内で浪川さんもお題のポーズで再現し、ツッコミ不在の現場にキャスト陣からは「誰かあいつを止めろ!」と笑い交じりのツッコミが飛び交う。
浪川さんの「令和始まって最高の出来」のポーズが披露されつつも、森田さん、津田さん、鳥海さんら“ベテラン組”がポーズを再現。まるで“女豹”のようなセクシーなポーズに、会場&キャスト陣からは大爆笑が巻き起こった。また、回答者の前野さんが抜群の推理力で正解を導き出し見事にポイントを獲得してみせた。
このゲームのラストを飾った鈴村さんチームは、木村さん&梶さん&松岡さんが連携プレーを披露すると、回答者の西山さんも確信を持って正解を勝ち取って見せた。
最後のゲームを終え、なんと両チーム同点でフィニッシュ。勝負の行方は鈴村さん&森久保さんによるジャンケンで決められることに。しかし、ただのジャンケンで終わらないのが“オトパ”! 森久保さん&鈴村さんは華麗なウォーキング&ポーズとともにジャンケンを実行し、キャスト&会場を魅了していた。
そして、ジャンケンの結果、鈴村チームの勝利! 負けた森久保チームはオトパ恒例の“メロきゅん★ワード”を披露し、会場にときめきを届けてくれた。
『黒蝶のサイケデリカ』
イベント後半戦では、『黒蝶のサイケデリカ』と『Collar×Malice』の朗読劇が行われた。
『黒蝶のサイケデリカ』の朗読劇では、体調を崩した彼女、緋影、山都を、鴉翅(CV.柿原徹也さん)、鉤翅(CV.鳥海浩輔さん)、紋白(CV.松岡禎丞さん)の3人が看病する姿が描かれた。
風邪で寝込む彼女と、風邪で声が出なくなってしまった緋影&山都。紋白は、彼らと意思疎通が図れるようにと“〇×ボタン”を用意していた。「ほしい差し入れは?」「スポドリは欲しい?」などの質問に、〇×ボタンで回答する緋影&山都。実際には会場に居ないにも関わらず、まるで一緒に過ごしているかのような時間だった。
また、3人が彼女を看病するシチュエーションも朗読。鴉翅は風邪がうつるのも気にせず傍でじっと看病する、鉤翅は甲斐甲斐しく面倒を見る、紋白は隣で眠って熱をもらおうとする……など、それぞれの彼女を思う気持ちが暖かく&甘く描かれた朗読劇となった。
『Collar×Malice』
昼公演のトリを飾ったのは『Collar×Malice』。本編では、新宿を舞台にサスペンス感漂う恋愛が繰り広げられるが、この日の朗読劇は“一切本編を無視”したifストーリーが描かれた。
朗読劇の冒頭では、柳 愛時(CV.森田成一さん)、岡崎 契(CV.梶 裕貴さん)、白石景之(CV.木村良平さん)、冴木弓弦(CV.小野友樹さん)、御國れい(CV.鳥海浩輔さん)が居酒屋に集結。意外なメンツでの飲み会に会場からは歓声が上がっていた。
さらに、親睦を兼ねた“暴露ゲーム”が実施されると「好きな女の子の仕草は?」「作ってほしい手料理は?」などの質問にキャラクターたちが答える意外な一コマも。
実はこの居酒屋での出来事は夢オチだったのだが、夢から目覚めるとそれぞれの隣に彼女がいる暖かくもどこか切なさを帯びたシチュエーションが朗読された。なかでも、柳のシチュエーションでは、柳と彼女がベッドで朝を迎えるスチルも公開され、会場中に黄色い悲鳴がとどろいた。
そして、朗読劇の最後には亜咲花さんによる「Collar×Malice -Unlimited-」のEDテーマ『CITYSCAPE』が披露された。
恒例の挨拶で今年も終了! 新たなときめきが待ち遠しい!
全ての朗読劇が終了すると、全キャストがステージに再び集結。そして、“オトメイトパーティー”恒例の“オトメイト”コールで華やかに締めくくられた。
今年もたくさんのときめきを届けてくれた“オトメイトパーティー”。来年もまた“オトメイト”が織りなすときめきに出会えることを楽しみにしよう。
文・河内香奈子
「オトメイトパーティ2019」特設サイト:http://www.otomate.jp/event/party/
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