“テイフェス2019”1日目をレポート。シークレットキャストは堀内賢雄! 津田健次郎は「ナマステ、押忍!!」を持ちネタに!?
2019.06.16 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
6月15日に1日目が開催された“テイルズ オブ フェスティバル 2019”。本記事ではその模様をお届けします。
「テイルズ オブ」シリーズの声優陣が集う夢のイベント“テイルズ オブ フェスティバル”が2019年も開催。1日目は例年通り司会に小野坂昌也さんと、今年は伊瀬茉莉也さんを迎え進行し、恒例のスペシャルスキット、名シーンカムバック、新情報、アーティストライブコーナーなどが展開されました。
【6月15日公演の出演者(敬称略)】
・小野坂昌也(ゼロス・ワイルダー役/テイルズ オブ シンフォニア)※司会
・伊瀬茉莉也(エル・メル・マータ役/テイルズ オブ エクシリア2)※司会
・小西克幸(ロイド・アーヴィング役/テイルズ オブ シンフォニア)
・檜山修之(ヴェイグ・リュングベル役/テイルズ オブ リバース)
・安田未央(クレア・ベネット役/テイルズ オブ リバース)
・矢島晶子(アニー・バース役/テイルズ オブ リバース)
・鈴木千尋(ルーク・フォン・ファブレ役/テイルズ オブ ジアビス)
・近藤 隆(ルドガー・ウィル・クルスニク役/テイルズ オブ エクシリア2)
・逢坂良太(ミクリオ役/テイルズ オブ ゼスティリア)
・福圓美里(エドナ役/テイルズ オブ ゼスティリア)
・津田健次郎(ザビーダ役/テイルズ オブ ゼスティリア)
・佐藤利奈(ベルベット・クラウ役/テイルズ オブ ベルセリア)
・堀内賢雄(アルトリウス・コールブランド役/テイルズ オブ ベルセリア)
<アーティスト>
・DEEN(テイルズ オブ デスティニー/テイルズ オブ ハーツR/テイルズ オブ ザレイズ)
アートだ! 祭りだ!! スペシャルスキットだ!!!
司会の小野坂さん、伊勢さんがいつものお祭りBGMとともにハイテンションで登場。今年のテーマはアートということで、さっそくステージセットや刷毛型のペンライトなど、いたるとろこにあるアート要素について言及していきます。
ペンライトは歴代マザーシップタイトルのイメージカラー順に色を切り替えることができる優れもの。キャスト陣が登壇したら、各登場作品の色で応援できます。ちなみに今年も“選択肢”になじみ深いあのキャラクターのキャストが出演するということで、スペシャルスキット中には赤色と青色で客席が選択肢を選ぶ参加要素もあると予告。
ふたりのトークにより会場の熱が高まったところで、お待ちかねのスペシャルスキットのコーナーへ。
何やらお祭りがおこなわれている会場を歩いているクレア。見て回るクレアの元に早速やってきたのはルークです。クレアはヴェイグが祭りの親善大使になったので、一緒に会場をチェックして回っていたそう。一方のルークは、ファブレ家が祭りの協賛に選ばれたことから、代表として視察に来たのだと話します。
ふたりで祭りについて話していると、お次はベルベットが登場。ベルベット側は、男性陣が祭りに行きたいと大騒ぎし、特にアイゼンが「俺の歓声が叫んでいる!」と参加を熱烈に希望したため参加することになったのです。
ベルベットとクレアは初対面ですがすぐに打ち解け、入場の証である“夢を現実のものにできるバンダナ”を持っていないベルベットに、クレアが予備を一つあげるという微笑ましいやり取りも。ベルベットが照れながらも「似合ってあるかしら?」と聞くと、会場からはかわいい!という声が挙がりました。
ところかわって、はぐれてしまったエルを捜すルドガーの姿。ミクリオに同伴してやってきたらしいエドナも、行方不明のエルを一緒に捜してくれています。方々歩き回っているとクレアたちと合流。ルドガーは、クレアかベルベットのどちらかにエルの居場所を尋ねることにします。ここの二択は、客席がペンライトで赤と青のどちらかを表示して投票するという方式に。
選ばれたベルベットはエルの姿をイメージしてみますが、思い浮かぶのは「玉の輿」など、どう考えてもエルではなく某アニスちゃんです(笑)。しかしそのイメージを真に受けたルドガーが、借金などでエルに無理させているかも…と肩を落とします。そんなルドガーを見たルークは、「お前は悪くねえ」と言葉を書けますが、ここから恒例の「俺は悪くねえ!」のコール&レスポンスへ。今年も元気な声で「悪くねえ!」を返すファンに、ルークもニッコリです。
と、エルからルドガーに電話がかかってきます。ルドガーは渡されていた電話の存在をすっかり忘れて捜しまわっていたのでした。エルの居場所が発覚し、ルドガーは迎えに行くことに。ルーク、ベルベットはクレアに同伴し、エドナは気になることがあるからと別行動をすることになります。エドナは、夢を現実にするバンダナの力を不安視しているよう。この懸念が現実にならなければいいのですが…。
暗転し、登場したのはゼロスとヴェイグ。ゼロスはヴェイグに頼まれ、チェックリストで会場をチェックして回っていたようですが、ゼロスはもちろんサボり気味。注意するヴェイグに、ゼロスは固すぎる!女の子に目を向けよう!と手本を見せます(客席に絡んでいくゼロスもとい小野坂さんです)。
おおはしゃぎのゼロスにあきれるヴェイグ。そんなふたりの元にやってきて大声援を浴びたのは、人気投票No.1のミクリオ。手伝いを申し出てくれるミクリオですが、そこに今度はアニーがやってきて、巡回中に発見した問題を報告します。
なんと、四星のメンバーがフォルスの力を用いたお化け屋敷を出店し、長蛇の列の大人気(!)で、列整備が間に合わず混乱しているとのこと。怖いものが嫌いだというアニーに、ヴェイグが同行を申し出ます。
さらにそこにやってくるロイド。ロイドはコンテストに出展する氷の像を制作するため、ヴェイグに氷を作ってもらいたいと言います。氷の保存にはアニーが協力することになり、ヴェイグ、アニー、ロイドの3人は行ってしまいます。
残るゼロスとミクリオは一緒にチェックリストを片手に巡回に向かうことに。気になる展示物を発見し不思議に思っていると、そこに突如魔獣が現れます! ミクリオが見事撃退しますが、まだ魔獣がいるかもしれません。町の皆に知らせに2人は駆け出しました。
一方、町を散策しているエル。お祭りの雰囲気を楽しむエルですが、こちらにも突如魔獣が襲い掛かります。そこに駆け付けたのは、なんとエルの父親。再会を喜び合う2人に、会場からは歓声が。一緒に祭りをまわりたいエルですが、パパは行ってしまいます。去り際パパは、危険が迫った際に使うよう、何かが入った紙袋を渡しました。
パパが去るとほぼ同時に現れたのはザビーダ。肌の露出が高めのザビーダにエルは変態だ!と声を上げ、会場からは笑い声が。そこに合流したエドナは、エルの元に魔獣が現れたのは、エルが「魔物が出てきたらどうしよう」と想像したからではないかと指摘します。
そして、やってきたルドガーに連れられ、突然魔物が現れパニックになっている町の広場へと、一行は走り出します。
魔物のせいでボロボロになってしまった会場で、ゼロスとミクリオは救援活動をしています。魔物がどんどん出現してきりがない状況。ピンチの2人の元へ颯爽と現れたのはアッシュ! ここではルークとアッシュは鈴木さんの兼役のため、鈴木さんがその場で声音をすぐに切り替えての熱演を見せ、会場から歓声が上がりました。
ようやく合流し、全員が広場に集い、町に魔獣が出た原因を考える面々。やはり、夢を現実にするバンダナが原因で、人々の悪夢が魔物として具現化してしまっているのだろうと結論付けます。
そして、先ほどゼロスとミクリオが発見した謎の出展物。その出展物は数字がどんどんカウントされ増えており、これは人々の恐怖や不安など、負の感情を数えているのです。いったい今回の事件を仕掛けたのは…?
解決に向けて動き出そうとする面々の前に姿を現したのは、アルトリウス! 堀内賢雄が1日目のシークレット出演者です。会場は割れんばかりの大歓声に包まれます。アルトリウスの野望を打ち砕こうと、キャラクターたちが総出で立ち向かいます。しかし、面々が奥義を次々と繰り出しているのにも関わらず、アルトリウスは倒れません。
あまりの強さに膝をつく面々を助けたいエルは、パパからもらった袋を開きます。そこには手紙が。そして、エルの掛け声とともに、会場がペンライトを手にリザレクションと叫ぶと、キャラクターたちが回復し、アルトリウスに再び立ち向かいます!
アルトリウスを無事に倒し、魔獣事件は無事解決。騒動でロイドの氷像が溶けてしまったため、今後はみんなで大きなキャンバスに絵を描いて作品を作り、エントリーすることにします。
エドナはボロボロになった広場を直すため、歌に合わせてキラキラさせて~!と生ノルミンダンスの歌で会場に助力を求め、今回のスキット一番の盛り上がり(!?)を持っていってしまいます。
ちょっぴりシリアスなストーリー展開を挟んだ本日のスペシャルスキット。ラストはエルがパパからのルドガー宛の手紙を取り出し、そこに書いてあった通り、祭りの間エルを頼まれたルドガーがエルとともにノルミンダンスを披露し、幕を下ろしました。
涙なしでは見られない名シーン振り返りコーナー
スペシャルスキットを熱演してくれたキャスト陣が拍手で迎えられ、トークコーナーと名シーンカムバックのコーナーへ。キャスト陣が挨拶をする場面では、津田さんがテイフェス2018のメッセージバトルで繰り出した謎回答「ナマステ、押忍!!」をまさかのネタにし、「テイルズ オブ ナマステ」に始まり、津田さんが「ナマステ」というと客席が「オス!」と答えるという、鈴木さんの持ちネタ「俺は悪くねえ!」を彷彿とさせるコール&レスポンスが生まれました。
初参戦の安田さん、矢島さん、堀内さんはテイフェス特有の楽しくて、暖かな雰囲気に感動。堀内さんはサプライズ参加だったため登場時の大歓声にホッとしたよう。コール&レスポンスは鈴木さんの「俺は悪くねえ!」と真似つつ、ご自身が悪役であることを受けて「俺は」→「悪い!」に。登場時に客席から「かっこいい!」という声が聞こえたことも挙げ、すっかりテイフェスの空気を楽しんでいるようでした。
このほかトークコーナーでは、ノルミンダンスの歌には2番があることや、アソビストアのテイルズオブホームルームでは、ベルベットとライフィセットのキャラソンもあるということが話題に上がり、古株の小野坂さんや小西さんが、新規組に歌があることに突っ込んでいく場面も。
ちなみにもしかしたら、ファンの皆さんから要望があれば、どんどんキャラソンを作ってくれるかも!?という嬉しい情報も。みなさんどんどん要望を送り、夢を実現させましょう!
生朗読でキャスト陣が名シーンを演じる“『テイルズ オブ』名シーンカムバック”では今回、15周年を迎える『テイルズ オブ リバース』から始まり、『テイルズ オブ エクシリア2』、『テイルズ オブ ベルセリア』からセレクト。
『テイルズ オブ リバース』は15周年を記念した特別映像とともに、いのまたむつみさん描きおろしの特別イラストが公開され会場からは悲鳴が。桧山さんは当時のことを振り返ると、寡黙なキャラクターのためセリフが少なく、収録時にはほかのキャスト陣から主人公なのにセリフが少ないことについてツッコミがあったことを暴露します。
そして選ばれた名シーンは、“ウォンティガの正殿”と“アガーテの訴え”の2つ。どちらも屈指の名シーンということで、客席からはすすり泣く声が。
続いては『テイルズ オブ エクシリア2』。伊勢さんは当時を振り返ると、エルを演じる際にうまくいかず、監督やスタッフにエルをどう演じたらいいか相談していたことを明かします。そんな苦労の末に演じたエルと、ルドガー、そしてエルのパパが登場するシーンが名シーンとしてピックアップ。
エルを巡り、ルドガーとエルの父が刃を交える宿命の対決シーンが選ばれ、エルの悲痛な叫びと父の歌に、『リバース』で涙腺が緩んでいた客席は涙が止まりません。
しっとりした空気のまま『テイルズ オブ ベルセリア』へ。ここでは、ベルベットとアルトリウスの対決のシーンが選ばれ、シリアスなシーンの連続となりました。
新情報コーナーでは『テイルズ オブ アライズ』主人公&ヒロインのキャストが発表!
最新情報のコーナーでは、「テイルズ オブ」シリーズのマザーシップタイトル最新作『テイルズ オブ アライズ』から最新映像とともに、主人公&ヒロインのキャスト情報が公開。主人公のアルフェン役を佐藤拓也さんが、ヒロインのシオン役を下地紫野さんが演じることが発表されると、大歓声があがりました。お2人が次回以降のテイフェスに参加することに期待が高まります。
また『テイルズ オブ クレストリア』の最新PV、『テイルズ オブ アスタリア』、『テイルズ オブ ザ レイス』の今後の展開情報も続々と公開されました。詳細は公式Twitterやゲーム内お知らせをチェックしてください。
新情報の数々に沸いた情報コーナーを終えると、DEENによる生ライブコーナーへ。『テイルズ オブ デスティニー』のテーマソング『夢であるように』、『テイルズ オブ ハーツ/ハーツR』のテーマソング『永遠の明日』、『テイルズ オブ ザ レイス フェアリーズレクイエム』のテーマソング『ミライからの光』に加え、TVアニメ『中華一番』のテーマソング『君さえいれば』とTVアニメ『ドラゴンボールGT』のテーマソング『ひとりじゃない』が熱唱され、客席はオールスタンディングで応えました。
なんと30分押しの進行となった1日目ですが、ライブを終えるといよいよ終演の時間。最後はキャスト陣1人1人から挨拶があり、2日に向けさらに熱を高めたところで、1日目は終演となりました。
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