アニメ『刀剣乱舞-花丸-』5月5日（木）開催『マチ★アソビvol.16』トークイベントレポート

　徳島で開催されたアニメ『刀剣乱舞-花丸-』トークイベントのレポートが届いたのでご紹介しよう！

　2016年5月3日（火）～5日（木）まで徳島市内で開催された『マチ★アソビvol.16』。イベント最終日の5日（木）13:30より、新町橋東公園ステージにてアニメ『刀剣乱舞-花丸-』トークイベントが開催されました！

　今回『マチ★アソビ』での『刀剣乱舞-花丸-』では、戦闘服で刀を構える大和守安定・加州清光の2名を描いたティザービジュアル第2弾の解禁や、“橋の下美術館”展示、動画工房ブースでの原画展示、会場商品販売など、盛りだくさんで、このトークイベントは、その締めくくりにふさわしいものとなりました。

　登壇したのは、新撰組の沖田総司が使用していたとされている大和守安定役・市来光弘さん、シリーズ構成・脚本のピエール杉浦さん、原作プロデューサーのでじたろうさんと、MCを務めた東宝の伊藤隼之助プロデューサーの4名。MCの呼び込みで3名がそろって登壇すると、快晴のステージに詰めかけた満員の客席から、大きな拍手が起こります。

　トークは事前にフリップに書かれた、いくつかのテーマに沿って進行しました。はじめのテーマは「Wアニメ化」。原作プロデューサーのでじたろうさんは、W2.5次元化、舞台・ミュージカルに続くWアニメ化が、動画工房・ufotableというタイプの異なる2社による制作の下で実現し、刀剣乱舞の世界が広がるのが楽しみとコメントしました。

　続いては、「花丸」をテーマとした、アニメ『刀剣乱舞-花丸-』のストーリーや世界観の方向性をめぐるお話に。「全国の審神者さんそれぞれにいろんな本丸があるなかで、この“とある本丸”は“花がある本丸”を描くため、花丸と名付けています」（ピエール）、「動画工房さんの制作らしい、ほのぼのと、ハートフルな作品をお届けします」（伊藤）と、制作陣から「花丸」の由来や、制作の意気込みが語られました。

　会場の熱気も高まったところで、次のテーマ「大和守安定」「名（迷？）セリフ」に話は移ります。客席からのリクエストで「お帰りなさい」「首落ちて死ね！」など、大和守安定の台詞に市来さんが生で声をあてると、大きな歓声が起こりました。市来さんは、大和守安定について「二面性を秘めた大和守安定は、演じるのが楽しいですし、アニメになってセリフも増えて世界観が広がっていくのがとても嬉しいです」と、想いを語りました。

　原案ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-の今後」のコーナーでは、でじたろうさんが、今後も追加されるキャラクターや、今後詳細が明かされる新システム「極（きわめ）」に期待してほしいと呼びかけました。またイベント当日の3日前に、中国でゲームが移植されることも明かされました。さらに、日本の代表的な文化財の日本刀が世界に広がるよう、京都博物館とのコラボレーション・蛍丸復興プロジェクトへの参加などの取り組みを、積極的に行っているとの報告もありました。

　ここで原作ゲームのナビゲーター・こんのすけが登場！　愛らしい姿に歓声が止まらないなか、『AnimeJapan 2016』ステージからのお約束で、こんのすけ登場をきっかけとして、ティザーPVが解禁されました。アニメ『刀剣乱舞-花丸-』初のアニメーション映像と、このために収録された市来さんによる大和守安定の声に、会場が熱気に包まれます。特にPVの後半で、真剣な表情で刀を振り下ろそうとした大和守安定が、花丸ロゴで画面外に追いやられ「うわ～」と焦るカットでは、その表情と声に大きな拍手が沸き起こりました。

PV

　終演の挨拶では、「10月に開催される『マチ★アソビ』では、すでに『刀剣乱舞-花丸-』の放送が開始しているときなので、またお会いしましょう！」（でじたろう）、「がんばって書きます！　よろしくお願いします」（ピエール）、「皆さんと同じ気持ちで、収録・放送を楽しみにしています。一緒に10月を心待ちにしましょう！」（市来）と口々に放送に向けたメッセージが送られ、盛況のうちにイベントは終了しました。

　アニメ『刀剣乱舞-花丸-』の今後の展開をお楽しみに！

DATA
■刀剣乱舞-花丸-

ON AIR：2016年10月～

HP：http://touken-hanamaru.jp/
Twitter：@touken_hanamaru

STAFF：
　監督＝直谷たかし
　キャラクターデザイン＝谷口淳一郎
　シリーズ構成・脚本＝ピエール杉浦
　アニメーション制作＝動画工房

CAST：
　大和守安定＝市来光弘
　加州清光＝増田俊樹

STORY：
　時は西暦2205年。歴史改変を目論む”歴史改変主義者”による、過去への攻撃がはじまった時代。歴史を守る使命を与えられた”審神者”によって”本丸”に集められた、最強の付喪神”刀剣男士”。本作は、そんな彼らがとある本丸を舞台に、時に笑い、時に迷い、ひたむきに生きる姿を描く”花丸”な物語となる。