report
『プロセカ』初のリアルライブをセトリ付きでレポート! 『群青讃歌』に『千本桜』も!
2022.01.30 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
『初音ミク Project DIVA』シリーズを手掛けるセガとサイバーエージェントグループのColorful Paletteとの協業によるiOS/Android向けリズム&アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロジェクトセカイ/プロセカ)』。
1月28日~30日に幕張メッセで開催された『プロセカ』初のリアルライブ“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -”の1月28日夜公演のレポートを掲載します。
本ライブは『プロセカ』のキャラクターたちが出演する3DCGライブで、1月28日~30日に全7公演が実施されました。
なお、ABEMAでは最終公演の独占配信が実施中。販売期間は2022年1月13日17:00~2月3日20:00、見逃し配信期間は2022年2月3日23:59までとなっているので、ライブを観ることができなかった人はもちろん“もう一度観たい!”という人も要チェックです!
▲会場には物販ブースでグッズが販売されていた他、協賛ブースでさまざまな展示も行われていました!
“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -” 1月28日夜公演レポート
1月28日~30日に幕張メッセにて開催された『プロセカ』初のリアルライブ“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -”。
コロナ対策を敷いた状態での開催となった本ライブだが、老若男女問わずさまざまな来場者が会場に足を運んでおり、その服装も気合の入った法被姿や、ライブTシャツ、おしゃれな服装までさまざま。コロナの対策を第一としつつも精一杯ライブを楽しみたいという思いが会場からだけでなく来場者からも感じられました。
ライブのトップバッターは“Leo/need”のメンバーと初音ミク。疾走感ある爽やかなバンドナンバー『needLe』(作詞:作曲:DECO*27)でライブの幕開けを飾ります。気持ちのいいバンドサウンドも相まって、すでに会場のテンションは青天井です。
続いて披露するのは『フロムトーキョー』(作詞:夏代孝明、作曲:夏代孝明・渡辺拓也)。曲名が告げられると会場からはわずかにざわめく声が上がります。『needLe』に負けない爽やさの楽曲で、ガールズバンドらしいパフォーマンスを披露します。
次の“セカイ”に向かう演出が入ると、『アイドル新鋭隊』(作詞・作曲:Mitchie M)のイントロとともに“MORE MORE JUMP!”のメンバーとミクが元気よく登場!
親衛隊コールで盛り上がる本楽曲では、コールできない分元気いっぱいの振り付けで会場と一緒に盛り上がります。コールのポイントではひときわ大きいアクションが見えることもあり。来場者の楽しみようが伺えます。
次の楽曲では、ゲストとして鏡音リンが参加し、“MORE MORE JUMP!&鏡音リン”として『天使のクローバー』(作詞・作曲:DIVELA)を歌唱。かわいいダンスとともに会場をさらに盛り上げます。
会場一体となり楽しんだことに対する満足げな拍手や、次の世界へと向かう演出の際に名残惜しそうに手を振っていた来場者の姿が印象的な、“アイドルユニット”というべきパフォーマンスを見せたといえるでしょう。
次の“セカイ”で姿を現したのは“Vivid BAD SQUAD”のメンバーとミク。直前の楽曲から一転してクールな楽曲『Ready Steady』を披露。スタイリッシュなダンスやスモークなどの演出により、一気に会場を独自の世界観に染めあげます。会場も彼らの世界観に飲まれた様子で、ペンライトを振りながらも楽曲に聞き入っていた来場者も見られました。
『Ready Steady』の歌唱を終えるとミクが会場から離れ、KAITOが登場。女性の来場者からは堪えきれなかったであろう黄色い声がにわかに上がります。
“Vivid BAD SQUAD&KAITO”として歌唱したのは『シネマ』。こちらでも完成度の高い歌唱力とダンスのコンビネーションで会場を魅了。ペンライトを振るのも忘れてうっとりした様子の来場者すら見られました。
4番手として登場するのは“ワンダーランズ×ショウタイム”。ショウの開幕を告げる天馬司の声に、感極まったか黄色い悲鳴が小さく上がります。
ミクとともに歌う『セカイはまだ始まってすらいない』(作詞・作曲:ピノキオピー)では、テーマパークのショウのような思わずワクワクしてしまうダンスや演出を魅せます。
次の楽曲『potatoになっていく』(作詞・作曲:Neru)では、ステッキを使った巧みなダンスを披露。また、聴き心地のいいメロディーに対してダークな歌詞が展開していく一曲で会場の雰囲気も一転。まったく異なる世界観の2曲で“はちゃめちゃショーユニット”らしいパフォーマンスを披露しました。
“セカイ”が変わる演出が終わると『悔やむと書いてミライ』(作詞・作曲:まふまふ)のイントロとともに、“25時、ナイトコードで。”のメンバーとミクが登場。歌唱力で会場を魅了すると会場のペンライトもパープル一色に染まります。
次の楽曲『アイディスマイル』(作詞・作曲:とあ)はMEIKOとともに“25時、ナイトコードで。&MEIKO”として披露。つい先日発売された2nd Single収録の本楽曲。想いを秘めた切ない歌詞を歌いあげると、会場も声援の代わりに拍手やペンライトを振って答えます。
5つのユニットがパフォーマンスを終えたタイミングでドラマパートがスタートします。物語は、休憩する各ユニットの様子を描いたもの。
体力の話で盛り上がる“25時、ナイトコードで。”、次に披露する楽曲について相談する“Leo/need”、次の楽曲のために練習を始める“Vivid BAD SQUAD”、来場者にもっと楽しんでもらうための作戦タイムを始める“ワンダーランズ×ショウタイム”、パフォーマンスの反省会を行いつつ準備を進める“MORE MORE JUMP!”と、同じ題材ながらもそれぞれのユニットの個性を感じさせる内容となっていました。
ドラマパートが終わると後半戦がスタート! 「モアモア~ジャンプ!」の掛け声とともに“MORE MORE JUMP!”が登場。落ち着いた曲調ながら独特なリズムの『メルティランドナイトメア』(作詞・作曲:はるまきごはん)をしっかりと歌い上げます。
後半戦も元気いっぱいの“MORE MORE JUMP!”が繰り出す次の楽曲『ビバハピ』(作詞・作曲:Mitchie M)では、ダンスの中で数々のかわいいポーズを披露。スクリーンに大写しされるキュートな“MORE MORE JUMP!”のメンバーたちに会場も歓声を抑えるのが難しそうでした。
後半戦の2番手は“25時、ナイトコードで。”。まずは、宵崎奏&朝比奈まふゆ&初音ミクの3人が『カトラリー』(作詞・作曲:有機酸)を披露。高い歌唱力によって楽曲だけでなく彼女たちの世界観をいかんなく表現していきます。
『ベノム』(作詞・作曲:かいりきベア)を歌うのは東雲絵名&暁山瑞希。小気味いい歌詞とメロディの一曲を完璧に歌いこなしていきます。バックバンドの演奏も合わさって体が自然と動き出してしまいそうなパフォーマンスです。
続いて姿を現したのは“ワンダーランズ×ショウタイム”と鏡音レン。レンをセンターにすえて披露する『テレキャスタービーボーイ』(作詞・作曲:すりぃ)は曲調だけでなくダンスも楽しい一曲で、彼ららしいショウで会場のテンションを上げていきます。
“ワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク”として歌う次の楽曲は『ミラクルペイント』(作詞・作曲:OSTER project)。こちらもアップテンポでワクワクする楽曲ですが、こちらはショウのフィナーレの物悲しさも感じさせる1曲で、来場者の拍手からは“もっとショウを楽しみたい”という想いを感じさせました。
再びの“Vivid BAD SQUAD”によるステージが始まると、まずは小豆沢こはね&白石杏&巡音ルカがR&Bナンバーの『Just Be Friends』(作詞・作曲:Dixie Flatline)を披露。
本楽曲は2021年12月22日に開催された“コネクトライブリハーサル公演”でも披露されたのが記憶に新しく、こちらを観た人は特にテンションが上がったのでは? 伸びのある声でしっかり歌い上げる3人に会場も盛り上がります。
本日のセットリストの中では唯一男性のみでの歌唱となる『フラジール』(作詞・作曲:ぬゆり)で姿を見せるのは、東雲彰人&青柳冬弥の2人。堂々とした出で立ちからキレのあるダンスとユニゾンで会場を魅せます。来場者はペンライトの色を2人それぞれの色に合わせることで答えました。
いよいよ五番手として登場するのはオープニングも飾った“Leo/need”とミク。激しいロックナンバーの『ヒバナ -Reloaded-』(作詞・作曲:DECO*27)は彼女たちの決意を表すようで、吹き上がる炎に負けない熱さを見せつけます。来場者のテンションもうなぎのぼりで、歌唱を終えると会場から自然と拍手が上がりました。
続けて披露した『ドラマツルギー』(作詞・作曲:Eve)では、ひとりの少年の葛藤を表現する歌詞を、透明感ある声で歌い上げます。バックバウンドのサウンドも合わさって、非常に高い完成度で会場をさらに盛り上げていきました。
5つのユニットが出番を終えると、バーチャル・シンガーの6人が登場し、会場からは歓喜のざわめきが! 来場者たちと一緒にさまざまな“セカイ”を巡るツアーをしているうちに、彼らも歌いたくなってしまったとのこと。
“初音ミク&鏡音リン&鏡音レン&巡音ルカ&MEIKO&KAITO”として披露するのは、2021年9月17日に10周年を迎えた『千本桜』(作詞・作曲:黒うさ)!
ラストを飾るにふさわしい本楽曲をシンガーそれぞれの個性を表現しつつも統一感のあるダンスと歌声で披露する姿はさすがといったところ。バーチャル・シンガーが会場から離れた後も、会場からは拍手が鳴りやみませんでした。
会場からの拍手が鳴りやまぬものの、ライブは終了……と思いきや。アンコールに答えてミク、星乃一歌、花里みのり、小豆沢こはね、天馬司、宵崎奏が再び登場! 会場からも喜びの拍手が上がります。
アンコール1曲目はミク、一歌、司、奏の4人による『セカイ』(作詞:DECO*27、作曲:堀江晶太(kemu))。エモーショナルな詩とメロディーが特徴の楽曲を見事なユニゾンで歌唱します。
2曲目は、ミク、みのり、こはねの組み合わせによる『ワーワーワールド』(作詞:Mitchie M、作曲:Giga & Mitchie M)。カワイくかつ独特のリズム感の本楽曲に会場のテンションも再び上昇していきます。
最後の楽曲はミク、一歌、みのり、こはね、司、奏の6人による『群青讃歌』(作詞・作曲:Eve)。曲が始まると6人の衣装も“ラピススカイ・セーラー”、“ラピススカイ・ブレザー”に変化します。
『プロセカ』で描かれる少年少女たちの青春の物語を表現する本楽曲。群青の青空を映す演出とともにそれぞれの想いを込めるように歌いあげると、会場からはひときわ大きな拍手があがり『プロセカ』初のリアルライブは盛況のうちに幕を下ろしました。
“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -”セットリスト
曲順 | 曲名 | 作詞および作曲 | アーティスト |
---|---|---|---|
1 | 『needLe』 | 作詞:作曲:DECO*27 | Leo/need&初音ミク |
2 | 『フロムトーキョー』 | 作詞:夏代孝明、作曲:夏代孝明・渡辺拓也 | Leo/need&初音ミク |
3 | 『アイドル新鋭隊』 | 作詞・作曲:Mitchie M | MORE MORE JUMP!&初音ミク |
4 | 『天使のクローバー』 | 作詞・作曲:DIVELA | MORE MORE JUMP!&鏡音リン |
5 | 『Ready Steady』 | 作詞:q*Left、作曲:Giga | Vivid BAD SQUAD&初音ミク |
6 | 『シネマ』 | 作詞・作曲:Ayase | Vivid BAD SQUAD&KAITO |
7 | 『セカイはまだ始まってすらいない』 | 作詞・作曲:ピノキオピー | ワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク |
8 | 『potatoになっていく』 | 作詞・作曲:Neru | ワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク |
9 | 『悔やむと書いてミライ』 | 作詞・作曲:まふまふ | 25時、ナイトコードで。&初音ミク |
10 | 『アイディスマイル』 | 作詞・作曲:とあ | 25時、ナイトコードで。&MEIKO |
11 | 『メルティランドナイトメア』 | 作詞・作曲:はるまきごはん | MORE MORE JUMP!&初音ミク |
12 | 『ビバハピ』 | 作詞・作曲:Mitchie M | MORE MORE JUMP!&初音ミク |
13 | 『カトラリー』 | 作詞・作曲:有機酸 | 宵崎奏&朝比奈まふゆ&初音ミク |
14 | 『ベノム』 | 作詞・作曲:かいりきベア | 東雲絵名&暁山瑞希 |
15 | 『テレキャスタービーボーイ』 | 作詞・作曲:すりぃ | ワンダーランズ×ショウタイム&鏡音レン |
16 | 『ミラクルペイント』 | 作詞・作曲:OSTER project | ワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク |
17 | 『Just Be Friends』 | 作詞・作曲:Dixie Flatline | 小豆沢こはね&白石杏&巡音ルカ |
18 | 『フラジール』 | 作詞・作曲:ぬゆり | 東雲彰人&青柳冬弥 |
19 | 『ヒバナ -Reloaded-』 | 作詞・作曲:DECO*27 | Leo/need&初音ミク |
20 | 『ドラマツルギー』 | 作詞・作曲:Eve | Leo/need&初音ミク |
21 | 『千本桜』 | 作詞・作曲:黒うさ | 初音ミク&鏡音リン&鏡音レン&巡音ルカ&MEIKO&KAITO |
アンコール | – | – | – |
22 | 『セカイ』 | 作詞:DECO*27、作曲:堀江晶太(kemu) | 初音ミク&星乃一歌&天馬司&宵崎奏 |
23 | 『ワーワーワールド』 | 作詞:Mitchie M、作曲:Giga & Mitchie M | 初音ミク&花里みのり&小豆沢こはね |
24 | 『群青讃歌』 | 作詞・作曲:Eve | 初音ミク&星乃一歌&花里みのり&小豆沢こはね&天馬司&宵崎奏 |
“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st – Link -”イベント概要
【開催日時】
2022年1月28日 夜公演:開場17:30/開演18:30
2022年1月29日 朝公演:開場9:00/開演10:00
2022年1月29日 昼公演:開場13:30/開演14:30
2022年1月29日 夜公演:開場17:30/開演18:30
2022年1月30日 朝公演:開場9:00/開演10:00
2022年1月30日 昼公演:開場13:30/開演14:30
2022年1月30日 夜公演:開場17:30/開演18:30
【開催場所】
幕張メッセ 国際展示場9~11ホール(千葉県)
【主催】
SEGA
カラフルパレット
クリプトン・フューチャー・メディア
【制作】
クリプトン・フューチャー・メディア
【協力】
日本コロムビア
【運営協力】
キョードー東京
【制作協力】
ハンズオン・エンタテインメント
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』公式サイト
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』公式Twitter
(C) SEGA / (C) Colorful Palette Inc. / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net piapro All rights reserved.
タグ