森久保祥太郎・吉野裕行・鳥海浩輔登壇『アニメイトアニバーサリーフェスティバル』イベントレポート

2016.08.09 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

豪華声優陣からのビデオメッセージも

 1986年創立のアニメイトは、2016年7月から30周年に突入。30周年を記念してさまざまなイベントが行われているなか、7月18日(月・祝)に『アニメイトアニバーサリーフェスティバル』が東京都・九段下の科学技術館サイエンスホールにて開催されました。森久保祥太郎さん、吉野裕行さん、鳥海浩輔さんら人気声優3名が会場に登壇し司会を務め、30周年を祝う声優陣からのビデオメッセージが上映された豪華イベントの模様をPASH! PLUSがお届けします!

30周年にかけて30年前をプレイバック

 今回、会場に登壇した森久保さん、吉野さん、鳥海さんはアニメイト池袋本店1周年記念のときに行われた生放送特番に出演したメンバーとのことで、アニメイトに縁の深い3名が再び集まり司会を務めました。またイベントの模様はアニメイトチャンネルでも配信が行われました。同級生3人ということで、息ぴったりのトークが展開しました!

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 アニメイト30年周年トークのコーナーでは、「30年前の自分について」という話題に。当時中学1年生だった3人は「ただのクソガキでしたね」と口を揃えました。

 鳥海さんは、小学生までは野球をやっていて中学生では流行りに乗ってバレーボール部に入るも1年で辞めたと話し、吉野さんは同じようにバレーボール部を辞めて軟式テニス部に入部したと中学時代の思い出が盛りだくさん。森久保さんは、部長まで務めた男子軟式テニス部が中学卒業直後に廃部になってしまい「テニス部をつぶした男」になってしまったエピソードが語られました。

 森久保さんは、「大丈夫ですか? 30年前の話ですけどついてきてますか?(笑)」と客席にときどき確認をとりつつ30年前の思い出話は止まりません! 「ビックリマンチョコのシール交換して、「『きまぐれオレンジロード』の貸し借りしてた」(吉野)、「(『きまぐれオレンジロード』は)僕はまどかさん派ですね」(鳥海)などと、当時を懐かしく振り返っていました。

 それぞれ天真爛漫な中学時代を過ごしていたようですが、3人ともそのころは声優という仕事をすることになるとは思ってもみなかったとのこと。しかし当時からアニメや漫画には親しんでいたようで、当時流行ったという漫画『ホットロード』やドラマ『あぶない刑事』などが話題に飛び出し、同級生トークが盛り上がりを見せました。

蘇る! 懐かしのアニメ下敷きの思い出

 吉野さんはクラスの女子がアニメショップでグッズが売っていると教えてくれたそうで、「『聖闘士星矢』のアンドロメダ駿の下敷き買ってきてくれ!ってクラスの女子に頼んだ」というエピソードを話してくれました。

 また吉野さんは学生時代、ご自身でもアニメショップに行っていたそうで、「『めぞん一刻』の下敷きとか買ってましたよ~」と言うと、「なんで下敷きばっかり買ってるの?」と森久保さんからツッコミが(笑)。

 当時、下敷きを入れる透明なファイルがあり吉野さんは「表に響子さん(『めぞん一刻』)の下敷き、裏に茜ちゃん(『らんま1/2』)を入れてて!」と熱弁。森久保さんに「ラムちゃん(『うる星やつら』)は買わなかったの?」と聞かれると、「当時の僕には刺激が強すぎて…」とコメントし、会場を笑わせました。

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 アニメイトは池袋1号店は1983年3月30日開店したそうで、デザイナー志望のアルバイトが初代店長を務めたという秘話が語られました。しかもその初代店長は現在では株式会社ムービックの役員に就いているそうで、会場からは驚きの声が上がりました。

 「アニメイトトリビア」のコーナーでは、ほかにも知られざるアニメイトの30年の歴史が次々に披露されました。「トレーディングの男性用トランクスが販売された」「ロサンゼルス店が存在した」「お酒を販売している店舗がある」などなど客席からも「へぇ~」という声が上がる情報が盛りだくさん。アニメイトの歩みの長さを感じさせました。

豪華声優陣からお祝いのビデオメッセージが到着!

 トークの合間に、小野大輔さん、近藤孝行さん、蒼井翔太さん、羽多野渉さん、代永 翼さん、谷山紀章さん、平川大輔さん、小西克幸さん、浪川大輔さんら総勢9名からのお祝いビデオメッセージが上映されました。

 蒼井さんの映像が終わると会場では、蒼井さんが来年2017年にはアニメイトと同じ30歳になることに驚いたという話になり、「我々だって来年もう44歳ですからね」(鳥海)、「数字で聴くとかなりパンチあるぞ」(吉野)と、年齢トークで大盛り上がり。

 メッセージでは谷山さんは「『ドラゴンクエスト』30周年おめでとうございます!」と始めたり、小西克幸さんがDVDの宣伝のために2回出演したり、浪川さんは「これから60年、90年、300年と続いて、アニメイトが世界遺産になればいいのになぁ、と思っています」とコメントしたり、豪華声優陣のフリーダムな言動に司会3人もツッコミに忙しく、会場には笑いが絶えませんでした。

アニメ店長3人が集結!

 続いてアニメイト池袋本店店長・兄沢命斗役の関 智一さん、アニメイト渋谷店店長・道玄坂登也役の子安武人さん、アニメイト秋葉原店店長・殿鬼ガイ役の三木眞一郎さんらアニメ店長3人によるスペシャル座談会が上映。

 なぜか手元のみの映像が上映されるが、これは先に録った声に当てて後に撮影された別人の手! しかし、3人の軽快なトークに合わせて自由自在に動く手に会場からはトークとの相乗効果で大きな笑いとなりました♪

 子安さんが原案を務めた『ヴァイスクロイツ』は、子安さんが関さんと三木さんを直接誘ったそうで、当時の思い出が語られました。また子安さんからは「アニメイト店長ってなんなの?」という素朴な疑問が飛び出すと、すかさず「アニメイトそのものです」と関さんが答えるなど、息ぴったりのトーク。それぞれの30年間とアニメ店長の関連作品を振り返った。

 上映後、森久保さんの第一声は「濃い!」と一言。今ではなかなか観られない貴重なメンバーのトークを観ることができた、30周年ならではの特別企画でした。

粋なサプライズプレゼントも

 アニメイトチャンネルの配信終了後に会場で行われたエンディングトークでは、イベントの裏話を聴くことができました。当日は真夏日だったにもかかわらず、事前に衣装がジャケット着用と指定されていて「よっぽどわざと忘れてこようかと思った」と言った鳥海さんと、一方ジャケットを本当に一度忘れて家に取りに帰ったという吉野さんのエピソードで観客を笑わせました。

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 イベントの最後には、司会者席にあったブーケをイベント当日とその前日が誕生日だった観客の方へとプレゼント! 森久保さん、吉野さん、鳥海さんのサービス精神あふれるアニバーサリーなスペシャルイベントでした♪

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