映画で初登場となったヴィオレに関する裏話も!? 『劇場版 転スラ』グランドフィナーレ上映&新プロジェクト発表会レポート
2023.02.19 <PASH! PLUS>
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映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』のグランドフィナーレ上映&『転スラ』新プロジェクト発表会が2月19日に新宿ピカデリーにて開催。本記事ではイベントの様子を写真とともにお届けします。
▲オフィシャル写真より。左から富田美憂さん、岡咲美保さん、小林親弘さん、杉本紳朗さん。
本イベントには、岡咲美保さん(リムル=テンペスト役)、小林親弘さん(ランガ役)、富田美憂さん(ヴィオレ役)、杉本紳朗さん(プロデューサー)が登壇。
『転生したらスライムだった件』の10周年記念企画としてオリジナルアニメ『コリウスの夢』や舞台化決定など最新情報も発表され、ファンの期待が高まる内容となりました。
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』グランドフィナーレ上映&『転スラ』新プロジェクト発表会レポート
イベントは、岡咲さん、小林さん、富田さんがそれぞれのキャラクターの演技を交えた挨拶を行い和やかな空気感の中でスタート。
国内動員数100万突破、興行収入14億を記録の大ヒットとなった本作の反響などについて聞かれると、岡咲さんは老若男女さまざまな人が映画を楽しんでおり、本作が幅広くなじんだと実感したことを感慨深げに振り返ります。
小林さんは岡咲さんの意見に同意しつつ、今回が初のイベント登壇ということで、『転スラ』ファンと初めてふれあえることのうれしさを語りました。富田さんは、映画公開後のサプライズという形で出演が明らかになるため非常に緊張していたものの、その反響に温かさを感じるとともに『転スラ』の輪の広さを実感したそうです。
杉本プロデューサーは、岡咲さんが感じた老若男女への広まりをデータで確認していた他、入場特典の情報はタイミングによってヴィオレの存在がネタバレになってしまうため葛藤があった模様。プロデューサーならではのエピソードに観客も興味深く聞き入っていました。
また、岡咲さんは劇場版『転スラ』のイベントに多数登壇しており、上映期間は作品を愛する人たちのことをたくさん刻み込めたと振り返った他、劇場公開時期が自身や原作の伏瀬さんの誕生日に近いことから縁を感じたとのことで、本作に対する思いの強さを感じさせます。
トークが一段落すると、『転生したらスライムだった件』シリーズの新プロジェクト発表会に移行し“転スラ 10th(テンス)プロジェクト”が発表。原作・伏瀬さん書き下ろしスペシャルストーリー『とある休暇の過ごし方』や、新規オリジナルアニメ『コリウスの夢』、記念キャンペーン、シリーズ初の大型イベント、舞台化など目白押しの内容が明らかとなりました。
発表内容の大きさに登壇者もテンションが急上昇したようで、杉本プロデューサーに質問を投げかけたり、発表内容の詳細に期待を膨らませたりと、会場のファンをしのぐような熱気で盛り上がりました。
アニメ第3期の放送時期も2024年春と発表されてさらなる盛り上がりを見せたところで、名残惜しくもイベントは終了の時間に。
杉本プロデューサーは劇場版のヒットのおかげでできることが増えたという、現状の報告を兼ねた観客への感謝を述べつつ、応援していただければ嬉しいと挨拶。
富田さんは“わちゃわちゃしたメンバー”と、終始楽しげな雰囲気だった本イベントを振り返る形で仲間たちを表現。“転スラファミリー”とに加わることができたことの喜びをコメント。小林さんは、声の仕事を始めて今年が『転スラ』と同じ10年になることを明かし、同い年として一生懸命頑張りたいという意気込みを語ります。
最後に、岡咲さんは劇場版『転スラ』の上映期間を通して、あらためて作品のすごさと、ファンから作品への愛の強さ実感したとコメント。そんな本作品がグランドフィナーレとなることの寂しさを語りつつ、新たな“転スラ 10th(テンス)プロジェクト”への期待をあらわにして、ファンとこれからも『転スラ』を楽しんでいければと作品への想いを伝え、和気あいあいとして観客も登壇者も笑いの絶えなかった本イベントを締めくくりました。
▲オフィシャル写真より。
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』作品概要
【公開表記】
11月25日より全国ロードショー
【スタッフ】
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー
ストーリー原案:伏瀬
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコアーツ
【キャスト】
リムル:岡咲美保
ヒイロ:内田雄馬
トワ:福本莉子
ベニマル:古川慎
智慧之王:豊口めぐみ
ヴェルドラ:前野智昭
シュナ:千本木彩花
シオン:M・A・O
ソウエイ:江口拓也
ハクロウ:大塚芳忠
クロベエ:柳田淳一
リグルド:山本兼平
ゴブタ:泊明日菜
ランガ:小林親弘
ゲルド:山口太郎
ガビル:福島潤
ディアブロ:櫻井孝宏
ラキュア:木村昴
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』公式サイト
アニメ『転生したらスライムだった件』公式Twitter
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会