ちょこらび主催のイベント「ZERO世代フェス」初開催! 活躍中&注目の歌い手・アイドルが大集合したイベントの様子をお届け

2024.08.14 <PASH! PLUS>


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 6人組人気歌い手グループ・ちょこらび主催のイベント「ZERO世代フェス」が2024年8月11日(日)に東京ガーデンシアターにて開催。本イベントのレポートが到着しました。

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【ライブレポート】ちょこらび主催のイベント『ZERO世代フェス』初開催!今活躍中&注目の歌い手・アイドルが大集合

 6人組人気歌い手グループのちょこらび主催のイベント『ZERO世代フェス』が開催。出演するのは、いりぽん×@小豆/イソメン倶楽部/ちょこらび/どるれく/夢喰NEON/よろずや/#らぶしっく/Midnight6/THE アイドル(あーるん。、かんなちゃろ、ちぇるしー、ぽちいぬ、みぬた、ゆたくん)THE問題児(しるえっと、ゆらねろ。、リオラch)に、ちょこらびを加えた10組。

 ステージにはウサギの形をしたお菓子やキャンディの風船、お立ち台はケーキなどファンシーンな雰囲気。そこにバンドセットがあるところが不思議な感じ。暗転して桜の木や茶室などの和テイストの映像から地球を飛び出し、オーバチュアの音楽も和テイスト。

 そして桜の模様が浮かび上がる中でNext Artistとして紹介されたのは、イベントのホストを務めるちょこらび。ステージ中段に現れると歌うのは最近ネットにアップした熱くて元気な楽曲「ラビラビ☆サマータイム」。「オオオオ」とお客さんと声を合わせ、Dメロでは後方に火柱が! 

 メンバーのあいさつに続いて、リーダーのポケカメンが「最初で最後のフェスなんで、最後まで盛り上がってください。盛り上がる曲を持ってきました!」と次の曲「ちょこらびディスコパーティ」を紹介。歌う前にお客さんと練習タイムを設けた上で、会場全員で振りコピ祭りに。3曲目の「Cyber×Trick×Evolution」はディスコチックなサウンド感で会場はダンスフロアに。

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 2番手のどるれく(Dolls Requiem)は、世界征服を目指す5人のお化けというコンセプトでアニメ投稿を主としたグループ。黒マントと白いパンツで統一した衣装で妖しい雰囲気だが、しっぽが見えるメンバーもいてかわいい。フェス形式のライブは初めてということだが、ディスコチックと貴族感を融合した「マスカレードダンス」を披露し、「混沌ブギ」ではうさぎ型のトロッコに二手に分かれて乗って場内を一周しながら早いビートの曲を歌い切った。

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 3組目のイソメン倶楽部は、ダンス動画を中心にしたお面を装着して活動する男女各2名構成の4人グループ。ステージ中段からお面を付けて登場し、ギラギラと輝く夏を思わせるアツいナンバー「思い出の夏」をパフォーマンスすると、「Make it SOBA」では本格的なヒップホップダンスを見せつけた。

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 4組目のよろずやは、「マインクラフト」などゲーム配信を中心に活動中の4人組ユニット。後方からの七色のカクテルライトとスモークの中から登場。きつねなどのお面を付けた2人と素顔の2人という珍しい構成。普段はゲーム実況が主で、ライブは初めてとのことだが(3日前にポケカメンから連絡があったとか)、「ロールプレイングゲーム」と「ジャンキータウンオーケストラ」のアッパーな2曲で会場の温度を上げた。

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 そのままよろずやが残ったステージには、Aブロックに出演したちょこらび、どるれく、イソメン倶楽部が集合し、4組でトークした後、dorikoさん作の「ロミオとシンデレラ」を4組でカバー。ここからブロックごとにちょこらびと各ブロック出演グループとのコラボが続々実現! また幕間映像でも各ブロック出場者によるゲーム対決があり、Aブロックはイス取りゲームだった。

 次はフェスのBブロックがスタート。Midnight6は2022年結成の歌い手グループで、都会の雑踏の音が聞こえ、パトカーの音と共に真っ赤なライトに照らされて6人が登場。初のオリジナル曲「HACHAMECHA」で、A、Bメロでラッパーのそうまがラップをキメ、サビでは観客とコーレスするシーンも。このフェスで初披露の新曲「チャレンジャー」では会場と一緒にタオルを回した。

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 後方で火柱が立つ中で現れた歌い手のあーるん。、かんなちゃろ×ちぇるしー×ぽちいぬ×みぬた×ゆたくんによるスペシャルユニット、THEアイドルはDECO*27作の「ヒバナ」を歌うが、あーるんとみぬたのハイトーンボイスが響き渡る。MCゾーンではメンバー一人ずつ、お客さんに名前を呼んでもらうお願いするもぽちいぬは「犬」と呼んでほしいと懇願する変なヘキも(笑)。HoneyWorks作、めいちゃん歌唱の「小悪魔だってかまわない!」ではトロッコに移動しながら歌った。

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 次のTHE 問題児も歌い手のしるえっと×ゆらねろ。×リオラchによる特別ユニットで、ポケカメンも参加し、Adoもカバーした日向電工の「ブリキノダンス」を歌い、「ラビィ」ではトロッコで移動も。またしてもポケカメンから3日前に声がかかったとか。すごい交渉術!?

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 Bブロック最後は登場のよろずや、Midnight6、THEアイドル、THE問題児とちょこらびとのトーク。そしてこの5組でMrs.GREEN APPLEの「青と夏」をカバー。

 Cブロックのトップバッターは、いりぼんと@小豆の踊り手ユニットのいりあすが二人共純白で、@小豆さんは甘ロリっぽい衣装で登場。聞こえてくるナナオアカリさんの「チューリングラブ」に合わせて踊っていると途中からまいたけとかにちゃんが歌いながら現れた。続くEveの「惑星ループ」では今度は途中からポケカメンとゆずくん☆★が歌いながら登場。そしていりあずの二人が最後にキスしているように見えて、会場から驚きの悲鳴が起きた。

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 次の#らぶしっくは今年1月にデビューした9人組の男性アイドルグループで、さくらくん。も参加している。ステージ後方に火柱、ステージ前に火花が飛び散り、スモーク噴射も込みと大がかりな演出の中で登場。イントロのオタ芸っぽいコールが印象的で、女子っぽいはやてが歌ったり、ポーズすると会場から「かわいい!」の声が上がった。「わがままハピネス」と「愛されフェイスでありたい」の2曲をパフォーマンス。

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 続く夢喰いNEONは、サイバーネオンをコンセプトに2022年に始動した6人組アイドルで、現体制になってから初めてのステージとのこと。スペーシーな衣装で「ジャスティスジャンケン」を披露した後、まさむねは「この曲で緊張を吹き飛ばします!」と「ばたんきゅー充電中」へ。4人並んで、手をつないでのウェーブなどダンスパフォーマンスで魅了した。

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 そして再びちょこらびが二手に分かれてトロッコに乗って現れた。アップテンポの「さぷらいずっ」と、「チョコチョコ☆ラビッツレボリューション」ではヘドバンを見せるなど歌唱後には呼吸も荒く。その状態でCブロックのいりあず、#らぶしっく、夢喰いNEONを呼び寄せて、ナユタン星人の「ロケットサイダー」を合唱。

 最終ブロックでは、コラボコーナーでちょこらびメンバーと、各ユニットメンバーがコラボするフェス限定ユニット6組がパフォーマンス。かにちゃんが率いるかにちゃんグループはももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」、まいたけチームは『推しの子』のB小町曲の「サインはB」、さくらくん。チームは#らぶしっくの「男子?恋」、ポケカメンチームはXYZの「Secret Answer」、ふぇにくろチームも負けじとXYZの「cocktaiL」を歌い、ゆべくん☆★チームはれるりり作で、TVアニメ『廚病激発ボーイ』主題歌を熱唱。演出もリフターやスモーク、トロッコなどを使用して一番華やかなブロックになった。

 本編は終わってアンコールの拍手と声に呼ばれて出演者全員が再登場。総勢50人を超えて、ステージの中段と下段を使っても狭く感じるくらい、壮観な光景。『メカクシティアクターズ』のテーマ曲「サマータイムレコード」、Whiteberryの「夏祭り」のカバーを全員で歌い、最後はナナホシ管弦楽団の「デリヘル呼んだら君がきた」で、4時間を超える楽しい夏のフェスを締めくくった。

 このフェスは今活躍中や注目する歌い手やアイドルが一堂に会した画期的な企画で、それが実現できたのはちょこらびの勢いとメンバーの人柄の良さからだろう。ポケカメンが3日前に2組にオファーしてOKが出たことからもわかる。またブロックごとでは歌と幕間映像、ちょこらびメンバーとのスペシャルユニットが見られたことも会場のファンを喜ばせた。ポケカメンが「最初で最後のフェス」と言っていたが、ぜひ来年以降も続けてほしいと思うフェスだった。

 そして、ちょこらびは現在、「JAPAN DOMINATION TOUR」と題し、47都道府県制覇を掲げて全国を飛び回っているが、12月14日に迎えるツアーファイナルの東京体育館公演が控えている。ちょこらび結成5周年を迎える12月、どんな成長した姿を見せてくれるのだろうか。

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取材・文/永井和幸

■ちょこらび JAPAN DOMINATION TOUR 2024 FINAL 公演情報
2024年12月14日(土)東京体育館
16:00 開場
17:00 開演
全席指定:8,000円(税込)
※特典付き。

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