report
「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)」ゲネプロレポート
2016.12.16 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
初演がベースとなった新たなる“再演”で、12振りの刀剣男士が舞う!
ゲネプロ終演後に行われた囲み会見の模様も、余すことなくお届け! 12名のキャスト陣が集結し、それぞれが抱く再演への思いを語ってくれました。
――「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)」の見どころを教えてください。
三日月宗近役・鈴木拡樹:初演と同じく「織田信長とは何者なのか?」ということをテーマに、本作もお届けしています。まず、ゲームが原作の作品を舞台化するということで、観てくださる皆様にとても夢を与えられる作品なんじゃないかなと強く感じているんです。そのためにも、それぞれがキャラクターにこだわり、勉強してきたものが、本作でもこの板に乗ればいいなと思っています。それから、やはり“歴史もの”は「たられば話」の部分が面白いなと僕は感じていて、それがこの作品にもあると思うんです。そもそも剣をテーマに描いた歴史ものって、本当に数が少ないんじゃないでしょうか。なので、そういう点でも歴史として楽しんでいただけるステージを、皆様にお届けできたらなと思います。
山姥切国広役・荒牧慶彦:前作の再演という形で今作をやらせてもらうのですが、前作との違いがいくつかありますので、その違いを見つけていただければ。前作のDVDだったりを観てもらって、その違いを発見して楽しんでいただけたらと思っています。それから山姥切を演じる上では、僕自身の自分なりの課題を課してパワーアップさせているので、そこを観ていただけたら嬉しいです。
宗三左文字役・佐々木喜英:前作との違いについて、ここはどういうふうに違ってて、どういう意味があって変わったんだろうと想像しながら観ていただくと、より一層楽しめると思います。そういった視点でもぜひ楽しんでください。
江雪左文字役・瀬戸祐介:僕個人としては、今回初めて江雪左文字役をやらせていただく上で、髪の毛の処理に大半の稽古日数と注意力を払ってやっていました。ぜひ江雪の髪の毛さばきを観いただきたいなと思っております。
小夜左文字役・納谷 健:今回は瀬戸さんが加わったことで、新しい兄弟感が出てると思いますので、左文字兄弟に注目して本能寺の話を観ていただけたらと思います。
薬研藤四郎役・北村 諒:新しいキャストが加わることで、また新しい空気になって、すごく全体としてパワーアップしています。織田信長の認め合った刀…宗三、長谷部、薬研、不動という4振りの刀の関係性であったり、織田信長に対する想いだったりが、前回より深まっているとも思うので、そこに注目していただけたら嬉しいです。
へし切長谷部役・和田雅成:再演ではあるんですけど、前作よりもかなりパワーアップしていると思いますし、自分たちも研ぎ澄まして稽古に挑んできました。そのパワーアップしたものをしっかり主の皆様にお届けできるように、務めて参ります。
不動行光役・椎名鯛造:個人的には本作は、不動の成長物語だと思っています。みんなが笑顔のときに不動はどういう顔をしているだろう?などと、気にして観ていただけたらすごく嬉しいです。もちろん殺陣もレベルアップしているので楽しんでいただけると思います。DVDでは観れない、映像には映らないようなところが観られるのが舞台の醍醐味だと思うので、ぜひ隅々まで集中して観ていただければ嬉しいです。
一期一振役・廣瀬大介:僕からは3点。不動の健気さ、演じる鯛ちゃんの熱量、そしてヒデ様の真剣必殺です。そちらを楽しみにしていただけたらなと思います。
鯰尾藤四郎役・杉江大志:このお話は織田の刀の話が中心となっていますが、そのなかでも僕たち一期一振と鯰尾藤四郎の2振りの、原作にあるシーンも描かれています。ぜひそちらも注目して観ていただけたらと思います。
燭台切光忠役・東 啓介:前回に引き続き、燭台切を演じることができて本当に光栄です。新キャスト2人も加わり、鶴丸国永役の健人くんが入って軍議もさらに面白くなるんじゃないかと思っています。燭台切としても、殺陣や軍議のシーンでの絡み方をぜひ楽しみにしていたください。
鶴丸国永役・健人:僕も瀬戸くんと一緒で、再演から参加させていただきます。初演を観させていただいて、そのときに感じ取ったもの、ゾクゾクした気持ちをさらにパワーアップさせて、この再演でお客様に感じ取っていただけたらと思っています。殺陣も鶴らしく舞えるように稽古してきたので、ぜひ観ていただきたいです。軍議も見どころです!
――ファンのみなさんへメッセージをお願いします。
健人:観にきていただいたお客様に驚きの結果をもたらせられるように、頑張っていきたいと思います。
東:初演を観ていただいた方も、そして今回初めて観る方も、面白い作品になっていると思います。初演との違いを見つけていただいたり、ここパワーアップしてるな、なんていろんな変化に気づいていただければすごく嬉しいです。
杉江:たくさんの方に応援されている作品ですので、絶対に期待に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
廣瀬:新しいキャストが入り、新しい殺陣もついてパワーアップしています。再演として初演を超えられるような作品を作っていきたいです。応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
(▲実はこのとき、一番最初に話し始めるはずだった健人さんが、言いたいことをド忘れしてしまったということで、思い出すまでほかのキャストが喋るという一幕も。しかも、やっと思い出した健人さんが「はい!」と挙手したタイミングが、廣瀬さんが話し出そうとするタイミングと重なってしまうというプチハプニングが! 廣瀬さんが思わず「おい!(笑)」と突っ込むと、健人さんは「すまん、すまん(笑)」と返していて、カンパニーの仲の良い雰囲気が垣間見える瞬間でした。)
椎名:ただ純粋に、みなさんが好きな『刀剣乱舞』という世界観を楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。
和田:「最良の結果を主に」。もうこれだけです。
北村:みなさんに全力で楽しんでいただきつつ、隅々までいろんなところを観ていただけたらいいなと思っております。みなさんのご来場をお待ちしております。
納谷:精一杯、“復讐の黒き道”を進んでいこうと思いますので、皆様どうぞ『刀剣乱舞』の世界を楽しんで帰ってください。
瀬戸:一切手を抜かずに稽古をされていた再演のメンバーの方たちや、アンサンブルのみなさんのことを、近くで見て稽古してきました。このカンパニーのことが大好きなので、その熱量がちょっとでもお客様に届いたらと思っております。
佐々木:初演のステージからまだそんなに時間は経っていないのですが、またこのステージに帰ってくることができて本当に嬉しく思います。たくさんの方からの期待を感じております。そのたくさんの期待に応えられるように、舞台上で精一杯、宗三左文字として生きて、みなさんに良いものをお届けしたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください。
荒牧:前作も本当にたくさんの方々に観ていただいて、いろんな反響をいただきました。そしてその反響を糧に、僕らも今作、再演という形で、さらにたくさんの方々に観ていただけることをとても光栄に思っています。多くの方々の期待を背負って、舞台『刀剣乱舞』の近侍・山姥切国広として、たくさんの主を満足させるべく務めてまいります。よろしくお願いします。
鈴木:舞台の内容としましては、先ほども述べました「織田信長とは何者なのか?」、これをテーマに今回も頑張っています。座組としてのテーマは「戦い続ける座組でありたい」ということを心がけ、そしてこれを目標に今作も戦っていきたいなと思っています。
世の中には本当にさまざまなことで戦っている方がいらっしゃると思います。その方たちの戦う勇気になれるように、我々自ら表現という形で戦って、それを届けたいと思います。ぜひ我々の戦っている姿を観ていただきたいです。全員揃って千秋楽まで戦い続けることを誓って、本番に臨みたいです。どうぞよろしくお願いします。
“戦い続ける座組”が新たに届ける『刀ステ』。ぜひ12振りと12名のキャストの戦う姿を、この目に焼き付けましょう!
DATA
舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺(再演)
STAFF:
原案=『刀剣乱舞-ONLINE-』より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出=末満健一
音楽=manzo、テルジヨシザワ
CAST:
三日月宗近=鈴木拡樹
山姥切国広=荒牧慶彦
宗三左文字=佐々木喜英
江雪左文字=瀬戸祐介
小夜左文字=納谷 健
薬研藤四郎=北村 諒
へし切長谷部=和田雅成
不動行光=椎名鯛造
一期一振=廣瀬大介
鯰尾藤四郎=杉江大志
燭台切光忠=東 啓介
鶴丸国永=健人
森 蘭丸=丸目聖人
明智光秀=窪寺 昭
日程:
【東京】天王洲 銀河劇場/2016年12月15日(木)~30日(金)
【福岡】アルモニーサンク 北九州ソレイユホール/2017年1月7日(土)~8日(日)
【大阪】大阪メルパルクホール/2017年1月12日(木)~17日(火)
チケット価格:
一般 7,800円(税込)
プレミアムチケット(限定グッズ付き) 9,800円(税込)
※チケットに関する情報は公式サイトを確認してください。
HP:http://www.marv.jp/special/toukenranbu/
Blog:http://ameblo.jp/tkrb-marv/
Twitter:@stage_touken