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ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚が開幕! ゲネプロと囲み会見をレポート!

2016.01.05 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

新キャスト土方役の松田 岳がコメント!「新しい“誠”の形を届けたい」

■囲み会見!

 ゲネプロ公演終了後に、メインキャストによる囲み会見が行われた。本番を目前に控えたキャスト陣からのコメントを紹介しよう。

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 今作からの参加となる土方歳三役の松田 岳さんは、意気込みについて「今作でシリーズ8作目となるんですが、代々受け継がれた思いときちんと引き継いで新しい、“誠”の形をみなさんに届けられたらという気持ちで、今日までやってきました」とコメント。同じく今作が初参加となる雪村千鶴役の藤社優美さんは、出演が決まってからずっと不安だったと話し、「『斎藤 一篇』のDVDを見て、これは私にはできないかもしれないって思いました。女の子1人で不安もあったけど、稽古を重ねてみんなすごく仲よくなって。今はもう私もカンパニーの一員になれたんじゃないかなって思います」と現在の心境を語った。

 初演からの参加となる風間千景役の鈴木勝吾さんは、「今回のカンパニーは、今まで同じ役を演じてきた人たちと、違うアプローチで『薄桜鬼』を作っていた。初演の時の自分の気持ちや、同じ風景が目の前ありました。自分はここで何をしたらいいのかなって思って、板の上で役として『薄桜鬼』を支えることが自分の使命だと思い、ずっとやってきました」と語り、『薄ミュ』に対する思い入れの深さを感じさせた。

 前作「黎明録」から参加となる沖田総司役の荒牧慶彦さんは、「新選組奇譚」は前作の流れを引き継いだ続編のようなものだと話し、「僕らが『黎明録』で築き上げた新選組が、どのように終わっていくのか、沖田総司として、1人の人間として最後までしっかりと見届けたいと思います」と熱意をコメントした。

 シリーズ第6作目「藤堂平助篇」から出演した斎藤 一役の橋本祥平さんは「初演からいる勝吾くんだったり、『黎明録』からのまっきーくん、今回からがっくん、藤社さんが入ってきて。僕はみんな知っている人だったので、パイプ役になれたらいいなと思って稽古に挑んだんですが、みんなすぐに溶け込んで、心配は一切いりませんでした。やっぱり『薄ミュ』の“幸せカンパニー”はずっと繋がっているんだなと感じました」と、シリーズ通しての想いを述べ、「このメンバーで、また新たな『薄桜鬼』をお届けしたい」と今作への意気込みを語った。

 また、本作の見どころについて、橋本さんは「『新選組奇譚』ということで、誰編という風には描かれておりません。なので、それぞれの役に見せ場があって、ゲームを思い起こすシーンも多々あるので、“THE 薄桜鬼”とも呼べる作品です」と話し、荒牧さんも「祥平が言っていたように、各々の見せ場がちりばめられていますので、ぜひその見せ場ひとつひとつをお見逃しなく、見届けていただけたらなと思います」とアピールした。

 最後に、松田さんからファンへのメッセージとして「今回から参加して、関係者、スタッフのみなさま、お客様方、たくさんの方から愛されている作品だな感じました。今後ともミュージカル『薄桜鬼』をよろしくお願いします」とコメントし、会見を締めくくった。

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