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アニメ『同級生』初日舞台挨拶レポート!
2016.02.20 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
野島健児、神谷浩史、石川英郎がアフレコ時について語る!
2016年2月20日(土)に東京・新宿バルト9にてアニメ『同級生』の初日舞台挨拶が行われた。メインキャストである野島健児さん(佐条利人役)、神谷浩史さん(草壁 光役)、石川英郎さん(原 学役)、原作者の中村明日美子先生、さらに音楽を担当した押尾コータローさんがサプライズゲストとして登壇した。
最初の挨拶では、野島さんが喋ろうとするとマイクのスイッチが入らないというトラブルに見舞われるも、野島さんは地声でそのまま挨拶を始めファンを笑わせ、イベントは和やかな雰囲気で開始された。中村先生の順番になると、会場からは自然と拍手が起こり、中村先生がファンに「ありがとう」と言うとキャストが笑い合うなど、登壇者の面々からの打ち解けた関係を垣間見ることができた。
作品を観た感想について、中村先生は感情のエンジンがかかる瞬間が、演出ですごく美しく表現されていたとコメントし、野島さんはセリフのひとつひとつに、作品の透明感を出せるように意識したことを語った。
神谷さんは最初は、原作の絵がどう動くのか想像がつかなかったが、出来上がったものを観たときに「原作の絵がそのまんまアニメで動いてて、それだけで胸がいっぱいになった」と教えてくれた。アニメ化の前に制作されたドラマCDのキャストから変わらず3人でまたやれたことがうれしいと話した石川さんは、音楽大学出身であり、劇中の合唱曲の楽譜を実際に作り、それをキャストに渡し収録を行ったエピソードを明かした。
もともとBLというジャンルを知らず、オファーをもらってから原作を自身で購入して読み、すごく感動したという押尾さん。作品の佐条と草壁の不器用な感じだったりぎくしゃくとした雰囲気がギターの音に似ていると考え、音楽制作に取り組んだことを語った。
原作の『同級生』の第1話は掲載誌が「メガネ特集」だったためにできあがった作品という話から、神谷さんは「メガネの作画が半端ない!」と熱弁。佐条(のメガネ)に嫉妬したことを明かし、笑いを誘った。
最後の挨拶で、神谷さんは「なんとなく観て、そのとき生まれた感情を大事にしてほしい」と話し、野島さんは「すばらしい作品となっているので、ぜひ何度でも観てほしい」とファンへアピールした。『同級生』が始まったのは10年前だということに触れた中村先生は「ほかの人の手にかかってもブレずに、キレイな形になっています」と話し、観る人にもそれが感じられるような作品になっていると、作品への自信を感じさせるコメントで締めくくった。
劇場来場者特典として、中村明日美子描き下ろし小冊子『デートの間に』と、週替わり特典で全6種クリアしおりがプレゼントされる。小冊子は、原作コミックスのその後の佐条と草壁の様子が描かれているので必見。特典は無くなり次第終了となるため、気になる人は早めに劇場へ急ごう。
DATA
同級生
ROAD SHOW:2016年2月20日(土)~、新宿バルト9ほかにて
HP:www.dou-kyu-sei.com
Twitter:@doukyusei_anime
STAFF
原作=中村明日美子(茜新社刊)
監督=中村章子
キャラクターデザイン=林明美
美術監督=中村千恵子(スタジオ心)
色彩設計=歌川律子
撮影監督=長瀬由起子
3DCG=佐藤香織
編集:西山茂(リアル-T)
音楽=押尾コータロー
音響監督=藤田亜紀子
音響制作=HALF H・P STUDIO
制作=A-1 Pictures
配給=アニプレックス
CAST
佐条利人=野島健児
草壁 光=神谷浩史
原 学=石川英郎
■主題歌『同級生』
アーティスト名:押尾コータロー with Yuuki Ozaki (from Galileo Galilei)
レコチョク
http://recochoku.com/s0/doukyusei-disc/
ドワンゴジェイピー
http://r.dwango.jp/v50XP8-5
アニメロミックス
http://r.animelo.jp/iCG8TQPX
mora
http://mora.jp/package/43000001/4547557043211/
押尾コータローとGalileo Galileiの尾崎雄貴とのコラボレーションが実現した、アニメ『同級生』主題歌好評配信中!
コメント:
●押尾コータロー
ギター1本のアレンジでメインテーマを作り、そのメロディーにGalileo Galileiの尾崎雄貴さんが素敵な歌詞を付けてくれて、この主題歌が生まれました。
予想外のコラボレーションが実現し、曲が生まれ変わる瞬間を感じながらとても楽しく制作することができました。
本編のストーリーの中でも、たくさんのギターの音色が流れてきます。ぜひ楽しみにしていてください。
●尾崎雄貴
僕の父が押尾コータローさんのファンで、学校に送ってもらうときに、よく車でかかっていたのを覚えています。まさか、その押尾さんとコラボできるとは思っていませんでした。感慨深く、嬉しい気持ちです。
今回は押尾さんが書いた曲に、僕が歌詞をのせ、バンドで演奏するかたちでした。アコースティックギターのメロディーに、歌詞をあてて歌うというのは初めての体験だったので、とても勉強になりました。
そして、この素敵なコラボの機会を作ってくださった『同級生』に感謝しています。
ぜひ、映画館でみなさんに聴いてもらいたいです。
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